ママ&ババの声から生まれた離乳食 使いたい分だけ使えるパラパラ凍結

冬が近づくにつれ悩まされる「冷え」。

冷えは万病の元といわれるよう、血行不良による肩凝りや腰痛などさまざまな不調を引き起こします。毎日の育児で身体が悲鳴をあげている産後ママならなおさらですよね。身体を温め、不調とサヨナラできるよう、助産院エ・ク・ボの髙室典子院長に、産後ママでも簡単にできる温活法を伺いました。

肩甲骨ストレッチがおすすめ!

毎日幾度となく行う授乳や抱っこ。産後ママは赤ちゃんのお世話で心身ともにクタクタですよね。そんな産後の凝りをほぐすには肩甲骨のストレッチが効果的と髙室院長は言います。「産後は授乳などで前かがみの姿勢が多い時期。毎日、同じ姿勢が続くと肩凝りや頭痛に悩まされる方もいます。肩回しや腕上げ、ヨガの“猫のポーズ”でストレッチするだけで、肩甲骨周りの凝りがほぐれ、体もポカポカと温まります。育児中でも簡単にできるので、毎日、朝昼晩、適度に行うといいでしょう」(髙室院長)。

週に1、2回はゆっくり入浴を

「毎日育児に頑張り過ぎていると心と体のバランスが乱れてしまうことがあります。肩の力を抜いてゆっくり入浴すると血行促進だけでなく、自律神経が整い気持ちもラクになりますよ」と髙室院長。とはいっても産後ママは赤ちゃんのお世話に手一杯で、湯船につかってゆっくり入浴するのは難しいという方も多いはず。髙室院長は「週に1、2回はママがゆっくり入浴できるよう、ご主人に赤ちゃんを見てもらうなど協力してもらいましょう」とアドバイスします。
※産後入浴する時期は医師の指示に従いましょう。

冷え予防には根菜類!香辛料は控えて

育児中は食事づくりが面倒になりがちですが、産後ママだからこそバランスの良い食事を心掛けてほしいと髙室院長は呼びかけます。「冷え予防には根菜類。大根や人参などを使った煮物がおすすめです」。逆に控えた方がいい食材は、ショウガや唐辛子などの香辛料。身体を温める食材の代表格ですが、産後ママには不向きだそう。「少量摂取する分は問題ないですが、摂りすぎると母乳の味に影響するので気を付けてください。そのほか脂っこいものを食べると乳腺炎になることがあるので控えめにしましょう」。
「和食の合言葉に“まごわやさしい”があります。7品目の食材をまんべんなく取り入れることで健康的な食生活が送れるという合言葉。たんぱく質や緑黄色野菜などをバランスよく摂取できるよう心掛けてみてください」。

院長・髙室典子

取材協力/
助産院エ・ク・ボ(札幌市西区)
https://ekubo-baby.com
院長・髙室典子

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